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スポークテンションの調整の仕方の一例

1ヶ月ほど前になりますが、GIOSのSPAZIOでツーリング中にスポーク切れを起こしました。幸い32Hとスポーク数の多いホイールでしたので、大きな振れになることもなく、無事に帰宅できました。自転車4台、既に3万キロ以上走行していますが、スポーク切れは始めての経験です。
日帰りの短距離用に使用しているGIOSのSPAZIOですが、購入してからまだ350kmほどしか走っていないのにスポークが切れるのはおかしい、しかもよく切れると言われる後輪のフリー側ではなく、反フリー側、さらにハブに近いタイコ側ではなく、ニップル側での破断でした。これは絶対にスポークのテンションがおかしい。というわけで、
PARKTOOL(パークツール) スポークテンションメーター(Amazonリンク))で、テンションを測定して調整し直しました。
PARKTOOL(パークツール) スポークテンションメーター

実はスポークが切れた後で、SPAZIOを購入したウエムラサイクルパーツの梅田店に持ち込んで修理を依頼しました。ところが、タイヤ脱着工賃、スプロケットの脱着工賃、調整工賃を取るとのこと。おいおい、購入してまだ半年で、350kmしか走っていないので、これぐらいアフターサービスしてくれてもいいんじゃないの?おまけにスポークが入荷するまで自転車を預かれないので、入荷したらもう一度自転車をもってこいとのこと。14番のステンレスのプレーンスポークぐらい、在庫もっといてほしいもんです。どうやら、このお店にアフターサービスを期待してはいけないのですね(´・ω・`) ショボーン

まぁ、お店で購入した自転車ですら工賃をとるということは、通販などで購入したパーツや自転車なども工賃さえ払えばわけ隔てなくメンテナンスしてくれるかもしれません(試してないから事実は不明)。このお店の新しい使い方が発見できました(`・ω・´)シャキーン

後日、スポークが入荷したとの連絡を受けて、タイヤとリムテープとスプロケットを自宅で取り外し、ホイールだけにしてスポークの交換を依頼しました。350kmで反フリー側、ニップル側のスポークが切れるなんて、絶対にテンションがおかしいから、全体のテンションを点検してほしいと依頼しましたが・・・・ホイールを預けて約5分、作業完了でホイールが帰ってきました。工賃は1000円、まぁ工賃の大小はともかく、時間的にみて他のスポークのテンションを見てもらえたとは思えません。

というわけで、冒頭の写真のようにPARKTOOL(パークツール) スポークテンションメーターで、テンションをすべて測定しました。スポークテンションメーターは、簡単にいえば、スポークの横から一定の力をかけてどれだけスポークが撓(たわむ)むかを測定する装置です。測定結果はテンションメーターの目盛りにあらわされ、具体的なテンション(張力は)その目盛りに表示された数値を換算表に照らし合わせて、変換します。写真は撮影していませんが、表の裏側にはブレードスポーク(断面が円でないスポーク)の換算表も印刷されています。
PARKTOOL(パークツール) スポークテンションメーターの換算表
換算表に付属の丸い円盤はスポークの直径を計るゲージです。このゲージで直径を計り、参照する換算表の縦の列を決定します。今回は14番のプレーンスポークでしたので、一番左端の2.0mmの列を参照します。
横の行はスポークのテンションメーターに表示される数値です。この数値と縦の列によりスポークの実際のテンションが決まります。
たとえば、スポークの直径が2.0mm、テンションメーターに表示された数値が18であれば、行と列が交わるところの数値が56と表示されていますので、テンションは56kmfであると分かります。
PARKTOOL(パークツール) スポークテンションメーターの換算表の見方
テンションの数値はともかく、今回はわずか350kmでスポーク切れを起こしたので、スポークのテンションが均一になっているか、測定する必要があります。そこで、バルブの横から順番にテンションメーターで測定して数値をメモ書きしたのが冒頭のメモです。それぞれの数値を書き出してみると、
後輪反フリー側後輪フリー側前輪右側前輪左側
17.525.017.019.0
19.025.020.020.0
19.524.019.020.0
17.526.019.018.0
21.024.017.521.0
17.524.519.019.0
18.525.019.020.0
17.025.017.520.5
21.025.021.019.0
19.023.518.019.0
17.025.018.020.0
21.025.019.020.0
18.023.517.521.0
17.025.521.018.0
19.025.018.020.0
20.023.521.019.0

となりました。テンションメーターの目盛り自身は1目盛り毎なのですが、目測で1目盛りを半分にして0.5目盛り単位で測定結果を書き出しています。ごらんのとおり、そりゃもう見事にバラバラ。ひどいもんです。先ほどの換算表で実際のテンションに換算すると
最大/最小後輪反フリー側後輪フリー側前輪右側前輪左側
最大76kgf137kg76kgf76kgf
最小51kgf101kgf51kgf56kgf

となりました。驚くことに、これだけテンションがバラバラでも、リムの振れはほとんどありません。弱いテンションのスポーク数本の両側を強いテンションのスポークでバランスを取っているのでしょう。

振れはありませんが、これだけスポークのテンションがバラバラだと、極端に言えば、テンションの強いスポークだけで、ホイールを支えていると考えても不思議ではありません。おそらく切れたスポークも、強いテンションが掛かっていたのではないかと思います。で、その強い部分に路面の振動がきっかけとなって切れたのでしょう。

過去、シマノのR500、RS20、RS80の完組ホイールを購入したときも、スポークテンションを測定してみましたが、ここまでテンションのばらつきはありませんでした。測定した結果を元に強いところはニップルを緩めて、弱いところはニップルを締めます。ただし、反フリー側のニップルを締めると、フリー側のスポークも引っ張られてテンションが強くなりますし、ニップルを締めたスポークの180度反対側のスポークにも影響がおよびます。ですので、緩めるニップルも締めるニップルも少しずつ回して、ニップルを回した後はテンションを測定して、少しずつ様子を見ながら調節します。
私が鈍感なのかもしれませんが、リムの振れは1mm以下であれば実走行上大きな影響はありませんので、リムの振れよりもテンションの均一化のほうに注力します。ロングライドの途中でスポーク切れたら面白くないからね。経験上、テンションを均一にそろえれば、実用上大きな問題となるような振れは発生しません。
何度もテンションメーターで測定しながら、調節をした結果、最後は以下のようなテンションになりました。

後輪反フリー側後輪フリー側前輪右側前輪左側
20.525.520.020.0
20.025.020.019.5
20.025.020.019.0
20.025.520.020.5
20.025.019.520.0
20.025.020.020.0
19.525.020.020.0
19.525.020.020.0
20.525.019.019.5
20.025.019.520.0
20.525.020.020.0
20.525.020.020.0
20.025.519.020.0
20.025.519.020.0
20.025.020.020.0
20.025.020.020.0

各々の最小と最大のテンションは
最大/最小後輪反フリー側後輪フリー側前輪右側前輪左側
最大68kgf124kg68kgf72kgf
最小65kgf121kgf62kgf62kgf
となりました。
結果的に振れは1mm以下くらいには収まりました。もう少し微調整を繰り返せばテンションのばらつきとリムの振れを抑えられそうですが、実用上は問題ないと思いますので、やめにしました。

自宅にリムの振れ取り台を置いていて、多少の触れなら自分で直してしまう方は多いと思います。が、意外とテンションのバラつきは気にしない方が多いのではないでしょうか。人間の感覚はあてになりませんし、作業に慣れていない素人こそ、テンションメーターやトルクレンチなどの測定具を使用して正確な調整をするべきだと思います。私がスポークテンションメーターを購入したときは1万円近くしましたが買って満足しています。とても実用的で使いでのあるツールだと思います。



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縦振れは気にしていません(笑)
コメントありがとうございます。手組みはまだ未経験ですねぇ。ハブの測定してスポークの長さ決めるの面倒だし、スポークのパズルをするのも大変そうなので(^^;)
縦振れですが、数ミリ程度であれば気にしていません。今回のホイールは28Cのタイヤメインということもあるのですが、23Cを履くホイールについても、目で見て大体あっていれば、調整することはほとんどないですね。ホイールの精度を高めても、タイヤの直径のばらつきのほうが大きいですし、それ以上に路面の凹凸のほうが大きいですから(笑)
by: おっくん@おおさか * 2013/01/03 10:44 * URL [ 編集] | UP↑















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