国民の7割前後の人が暫定税率の復活に反対している中で、自民党は道路権益を守るために暫定税率の復活をさせてしまいました。まぁ、数の横暴は今に始まったことじゃないけどね。
ところで、暫定税率が期限切れになるときに、福田総理大臣はガソリンが安くなると車を使うことが増えてCO2削減に反するなんて、苦しいコメントをしていましたね。正直、これには開いた口がふさがらないというか、よくもまぁ苦し紛れに大義名分を持ち出してきたなぁと思いました。
一部の『ガソリン代なんて気にならない』という富裕層の方々は別にして、生活必需品の多数が値上げされている昨今、大部分の国民は、家計のやりくりに苦労しているはず。
車を純粋な遊びために走らせている人なんて、ごくわずかで、家族それぞれの理由で必要だから仕方がなく乗っている人が大部分じゃないのかな。
そんな状況では、ガソリンが高くても仕方なく消費されるガソリンが大部分なわけで、高ければCO2は減るという論理そのものに無理があると思う。
ところで、ニュースサイトのizaには
「暫定税率復活160円台でも… まだまだ割安、日本のガソリン」というタイトルの記事で、『ガソリン税は家計を直撃する問題に違いないが、「目先の値上げ、値下げにとらわれない議論が必要」(政府関係者)な時期にきているのかもしれない。』と記事を締めくくっているが、これには大いに意義を唱えたい。
無駄な道路を際限なく作り続け、道路業者からの集票を目的とした税に対して、ガソリン価格だけで税の是非を問うようなこと自体大きな間違いである。
他国と比較するなら、車を所有し、使用できる状態に維持するために必要な税金全体で、本当に日本は安いのか、この点についてまったく述べず、単にガソリンの価格だけで、環境のことを考えよう。なんて記事は、あまりにも一方的な意見である。
最近は、自分に都合の悪いことを隠し、都合の良いことを押し付けるために「環境」という言葉を使う人や企業、政府組織が多すぎるように思う。今じゃ「環境のため」という言葉や議論を聴くと、もうそれは胡散臭い何かを隠しているとしか思えない。
冒頭に述べた福田総理大臣のガソリンが安くなれば車にたくさん乗ってCO2が削減されないなんて発言は、これの最たるものである。
もし本当にそうなら、ガソリンが安くなって、車に沢山乗ることにより増えるCO2より、暫定税率で得た税収で、
山を切り開き、高速道路を作り、車を沢山走らせることが、CO2の削減になるのか、
数値で論理的に説明してもらいたいね。
もちろん、道路整備に必要な鉄骨鉄筋、コンクリートの
製造時や運搬時に排出されるCO2、道路を作るための動かす
建設機械が排出するCO2も含めて、暫定税率を維持することがCO2の削減になるのか説明してもらいたい。
まぁ、どうせ環境のことなんて考えていなくて、道路権益を守りたいがための言いがかりなのだから、説明なんて出来ないのは明白だけどね。
それにしても、ガソリン高いよなぁ。
らばQというサイトに
「ガソリン節約術まとめサイト」のまとめがあったので、後で目を通しておきたいと思います。